どうも!
コータローです。
前々から欲しかったキャンプ中に使うフォールディングナイフ。
いろんなメーカー、いろんな種類、色々ありすぎてわからなかったのですが、
先日参加したPurveyors showで「FEDECA」の自作するフォールディングナイフと出会いました。
-
-
PURVEYORS SHOW(パーヴェイヤーズショー)2019春にいってきた。【おしゃれキャンパー必見】
どうも!コータローです。 春も近づき、キャンプのしやすい時期が近づいてまいりました。 キャンプ道具を買って、ソロ、彼女、家族、仲間とキャンプをする時期です。 さて、今回は 「PURVEY ...
続きを見る
今日は、そのFEDECAのフォールディングナイフの紹介です。
Contents
「it's my knife」自作のフォールディングナイフ
FEDCAが販売している自作するフォールディングナイフ。
FEDECAのブランドコンセプトでもある「木と鉄の文化の継承」を体現した商品です。
自分で削り、自作したナイフで食材を切って味合う。
今までとは違った味を感じれそうです。
自作フォールディングナイフセットは3種類
この自作フォールディングナイフのセットは、3種類あります。
- Easy(初級者向け)
すでに成形されており、角を取ったり、掘ったりすることができます。
もしくは、この状態のままヤスリをかけて使用することもできます。
![]() ![]() |
価格:5,184円 |
- Standard(中級者向け)
Standardは、形は決まっているだけ。
少し削り、好みの握り具合にする楽しさがあります。
![]() ![]() |
It's my knife Folding Standard 価格:5,184円 |
- Advanced(上級者向け)
完全に何も施していない状態です。
自分で形を決め、1から作れる楽しさがあります。
![]() ![]() |
It's my knife Folding Advanced 価格:5,184円 |
私は、店員さんに勧められた「Easy」を購入しました。
また、イベントでの購入ということもあり、Standardの木材部分だけを無料でもらいました。
刃は、「青紙鋼」を使ったプロ仕様
実際に、ナイフなのに切れ味が悪かったら、最悪ですよね。
店員さんに聞いたところ、刃には特にこだわっているようで、
「青紙鋼」
と呼ばれる素材を刃に使っています。
この「青紙鋼」とは、高級刃物に使われる鋼であり、耐摩耗性があるため長持ちする鋼だそうです。
実際に、作成後に使用したところ、
超切れる!快感!!
いとも簡単に食材が切れるため、気持ちよく調理できました。
この刃は、家庭用の包丁研ぎでもメンテナンスできるため、とても扱いやすいナイフです。
![]() ![]() |
【送料無料】【京セラ】【ファインキッチン】RS-20BK(N) ロールシャープナー 金属用砥石 箱入 ブラック JAN:4960664414239 【簡易砥ぎ器/包丁研ぎ/研ぎ石/研ぎ器/砥石】 価格:1,860円 |
持ち手の形が包丁のように切りやすい形である。
ナイフ完成後は、持ち手の形が以下の図のようになります。
このように刃に対して持ち手が高い位置に設計し、包丁のような感覚で食材が切れるようにしています。
Instagramでいろんな人の完成品がみれる。
この自作フォールディングナイフの完成品は、Instagramにも投稿されています。
ハッシュタグ:#みんなのimk
いろんな人の完成品をみて、参考にして作成しましょう!
かなりハイクオリティの作品もあります!
実際に作ってみた!
では、どういった流れで作ったのか、その完成品を紹介します。
開封すると中には、説明書と材料
私は、店員さんと相談したところ、最初は「Easy」が良いとのことで、「Easy」のセットを購入しました。
開封してみると中身は、こんな感じ。
内容物
- 持ち手の木材(ブナの木)
- 刃
- ヤスリ(#120, #240)とネジのセット
- 説明書
削る以外の工程は、このセットで作成することができます。
削る工程は、市販のカッターでも大丈夫です。
![]() ![]() |
価格:450円 |
また、表面をツルツルにしたいなら、付属の紙ヤスリではボロボロになってしまうので、追加の紙ヤスリセットの購入をお勧めします。
![]() ![]() |
【ポイント3倍】KAKURI 紙ヤスリMIXセット 12枚入(#80・#150・#240・#400×各3枚) 価格:983円 |
カッターで削って、ヤスリがけ
握りやすさが大事なので、時折持ち手を重ねながら、カッターで削っていきました。
削り終わったら、番手が低い紙ヤスリでヤスリがけをし、表面をツルツルにします。
(ごめんなさい、写真撮り忘れました。。。 😥 )
刃に黒錆加工をしてみた。
先に紹介した通り、刃部分は、「青紙鋼」と呼ばれる鋼を使用しております。
この鋼は、デメリットとして、ステンレスより赤錆が発生しやすいのが特徴です。
そこで、FEDECAがお勧めしている刃の「黒錆加工」をやってみました。
材料
- 濃いめの紅茶 600mL(600mLのお湯にティーパック4つ)
- お酢 150mL
- 割り箸
- 糸
- パーツクリーナー
- 乾いた布
1.パーツクリーナーで刃を脱脂する。
刃をパーツクリーナーで脱脂します。この脱脂をしっかりやっておかないと、黒錆箇所にムラができるので注意しましょう。
2.紅茶と酢を混ぜ、刃をつける。
紅茶と酢を混ぜ、刃を入れることで、鋼箇所で化学反応が生じ、黒錆ができます。
ポイント
- 紅茶は濃いめに出すと良い!(私は、30分くらいつけてました。)
- タンニンが多めな紅茶が良いそう。(ダージリンとか。)
ステンレスの箇所には、黒錆は生じません。
刃につける時間は、約1時間です。
3.軽く水洗いして、乾燥させると完成。
黒錆加工直後は、触れると取れてしまうそうなので、軽く水で流します。
軽くティッシュで水気をとり乾燥させました。
完成した状態がこんな感じ。
比較すると・・・
加工前
加工後
刃の部分だけ、黒錆加工されているのが良くわかります!
成功だ!
あとは、軽く油を塗って完了です。
ヤスリがけした持ち手にクルミオイルを塗った
さて、ヤスリがけした持ち手部分ですが、このままだと木が腐ってしまいます。
そのため、今回は「くるみオイル」を塗ることにしました。
くるみオイルは、樹脂化して、木の補強、防水効果を発揮します。
材料
- 薄い布
- くるみ(市販のやつ)
薄い布に、くるみを入れて砕きます。
砕いたくるみから油(オイル)を絞り出し、持ち手の木材に塗ります。
上が少し塗った状態。
下が塗っていない状態。
くるみオイルは、乾性油といって、サラダ油やオリーブオイルとは違い、乾く油になります。
オリーブオイル等の不乾性油を塗るとベットベトの持ち手になりますので注意しましょう。
くるみオイルを5回くらい塗るとこんな感じ。
上が5回塗った状態
下が塗っていない状態
完成!
完成品がこちら。
刃の黒錆がかっこいい!
持ち手は、今後味が出るようにくるみオイルをなんども塗っていく予定!
ネジ部分は、別売りの真鍮(300円くらい)を購入したので、金色でかっこよくなっています。
まとめ
久しぶりの図画工作に、童心を思い出しました。
やはり、自分で作ったナイフですから愛着が湧きます。
今後も大活躍しそうなこのナイフ。
キャンプのお供に一つ買ってみると良いかと思いますよ!